クレジットカード現金化の歴史

クレジットカードの現金化と言うのは、実はかなり昔から行われていたようです。
そもそも、クレジットカードが出来る前から、こう言ったシステムは存在していたと言われています。

クレジットカードが生まれたのは、アメリカでは今から約60年ほど前で、日本に関しては50年前と言う事になります。
一方、クレジットカードの現金化の起源は、100年ほど前にあったと言われています。

そしてクレジットカードが誕生し、直ぐに現金化と言うシステムが生まれます。
実際問題、日本でもはるか昔に質屋が存在しているので、現金化の理念自体はずっと前からあった事になります。

お金に返られるものなら何でも変えたいという境遇の人が、お金と縁の深いクレジットカードを利用してお金を生み出そうと考えるのは、ある意味自然な事です。
その為、クレジットカードを売ってお金にする、と言うのが当初の現金化でした。
よって、現金化の歴史は、クレジットカードが源流なのではなく、元々あった概念にクレジットカードが則ったという方が正しいと言えるでしょう。

今では、ショッピング枠とキャッシング枠に分けられ、その中のショッピング枠を現金化するというのが主流です。
実際、キャッシング枠は最初から現金で貰えるので、対象は必然的にショッピング枠になると言うだけの事ですね。
ただし、ショッピング枠の額がそのまま現金になるとは限らないと言うのが実状です。
この辺りも、原価で買い取ってもらえない質屋の概念と同じと言えます。

ネットが誕生する前は、店舗にてカード現金化を行っていた

最近では金策の一環として、クレジットカードを現金化するという手法が非常にメジャーになりました。

以前であれば日陰の存在だったのですが、最近ではお金に困っている人が多くなったこともあってか、それほど珍しい存在でもないように思います。

ネット対応する以前であれば、現金化をするには実際にカードを業者のところに自分で持ち込む必要がありました。

そこで業者の言われた通りに買い物をして、それを買い取ってもらうというスタイルでした。
例えばテレビなど家電を10万円で買います。
そしてすぐさま、その業者に9万円で売ってしまうのです。

未開封の新品ですので高く売れますよね。
売却のときに代金を現金で受け取るわけです。

そして現在では、遠方にいる場合でも、スマホでオンライン決済をすれば、あなたの銀行口座に現金を振り込んでくれるという形式になっています。
以前に比べるとはるかにお手軽になっていますよね。
わざわざ店舗に足を運ばなくても良くなりました。

これは要するにインターネットでの物販や情報販売などをするための決済口座を設けている業者が、自社のサービスを提供するための代金として顧客のクレジットカードを使って決済をします。

カード会社から決済金額が振り込まれるのは1ヶ月ほど先のことになりますが、業者はそれを立て替えてすぐに支払ってくれます。

銀行が開いている時間であればその日のうちに振り込んでくれるので、その作業はあっという間に完了してしまいます。

業者はあくまでも何かを販売したという建前になっているので、何も送らないというわけにはいきません。
そこで業者から後日何か商品らしきものが届きますが、それはあくまでも商品配送の事実を作るためのもので、あまり深い意味はありません。